那覇青少年舞台プログラム

那覇市を中心とした9の高校9の中学、3つの小学校から集まった小5~高3の40人。現代版組踊「琉球伝信録」と現代舞踊劇「那覇センセイション」に取り組んでいます。歌って踊って芝居して、若い魂の躍動感あふれる舞台をご覧ください。笑い、泣きながら切磋琢磨して子供たち自身が作る舞台です。目指しているのは、地域に貢献できる人材育成。そんな子供たちと応援する父母の日常をお伝えしています。2014年10月、那覇市教育委員会の推薦により、博報財団より日本文化理解教育部門の第45回博報賞を受賞。皆様の応援に感謝。
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平和の詩の朗読会 2012 報告レポート その2

引き続き、平和の詩の朗読会の様子をご案内します。
慰霊の日の今回の催しにあたって、
福島県南会津は息吹のメンバーから
平和の詩が10篇送られてきました。
平和の詩の朗読会 2012 報告レポート その2
息吹沖縄公演で交流したメンバーが、
67年前の沖縄戦に想いを寄せてくれたのです。
平和の詩の朗読会 2012 報告レポート その2
メンバーは一人1編づつ、沖縄の空に向かって、
大きな声で朗読しました。この詩が多くの御霊に届くように。
平和の詩の朗読会 2012 報告レポート その2
そして、大阪狭山の表現倶楽部うどいのメンバーからも
2篇の詩と1通のお手紙をいただきました。
うどいと対馬丸とのつながりは、長く深いものでした。
「命水(ぬちみじ)」や「風の声がきこえる」という舞台などで、
対馬丸への想いを演劇や舞踏で表現しているのです。
平和の詩の朗読会 2012 報告レポート その2
那覇メンバーは、舞台の挿入唄「あかい花」をバックに
高校2年生と中学3年生の平和の詩を朗読しました。
そして、うどいの1期生で今は保育士をされている方のお手紙を朗読しました。
中学の修学旅行で訪れた沖縄が、沖縄戦をたどる平和学習だったこと。
彼女の友達のおじいちゃんが集団疎開したとき、
出航した3隻のうち、沈んだ船が対馬丸だったこと。
その時のおじいちゃんの体験を題材にした舞台が「命水」だったこと。
遠く離れた大阪で、対馬丸のことを「決して忘れない」と活動し、
日々心磨きをしている若者たちがいる、という内容でした。
平和の詩の朗読会 2012 報告レポート その2
このお手紙をこの場所で朗読させていただくことができて、
本当に大阪狭山から「風の声がきこえた」と思いました。
福島南会津の皆さん、大阪狭山のみなさん、
ありがとうございました。
そして、いよいよ平和劇へと移っていきます。
この続きはまた次回に。






Posted by なは群星の会 at 2012年06月24日   21:18